pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

鑑賞完了

 とりあえず映画版の『ハリー・ポッター』シリーズを履修終了しました。長かった・・・

 

 

 PART1は三人組(途中二人組になる場面も)の探索行、PART2は対決に至る総力戦って感じですかね。一作目から張られていた伏線も使用されているし、ラスボスを倒すに至る筋も、亡き校長の思惑とか、ええっとスネイプ、可哀そ過ぎる・・・もっとも純真で、ひたむきで、報われる事のない愛に殉じた事が死後に判明するとはね。ダンブルドアも、最終的にはハリーにとって、そして味方陣営にとって良き策略となったけど、その駒となった人のこと、考えてあげてー!!ってまぁ、ちょっと感情移入しすぎましたかね。はい。

 ストーリーは、TRPGのシナリオにありそうだなぁ、とか、ラスボスの箱は某D&Dのリッチの経箱の複数バージョンだなぁ、とか。あ、お供の蛇が傷つかなかった理由はそういう事なのね、とか、ストーリー全般の伏線回収がなされていて面白かったです。

 原作小説を読むかどうかは、その時の気分次第、かなぁ(おい

 他の週末に見た映像作品はTVアニメで『ダンジョン飯』。やっぱりライオスってサイコパスだよね。センシもここまで食べてみようとは考えないもの。恐ろしい男だ。知っていたけど(あ

 『フリーレン』鳥を捕まえて、はい、試験の本来の趣旨である争奪戦が開始されます。次回あたりの参加者たちのキャラ性が伺えるセリフの数々を声優さんの声で聞きたいのですよぉ。来週が楽しみですわい。

 『魔女と野獣』原作漫画でも食らった肩透かしをアニメでも食らいました。魔女ってそうそうトラブルを起こさないものなのね、と。最初の話では魔女がこの世の災厄の元凶みたいに語られたけど、そうぢゃないって事が三つ目のエピソードまでで語られる事になる。それをアクションと声優さんの声で表現されるのでワクワクしてますが、二つ目のエピソード、こりゃあかなり圧縮されそうな気配がありますな。次で終わりっぽいもの。うーむ・・・このアニメ、駆け足でやりそうですな。

 『光る君へ』六位官人の娘と、上級貴族の娘たちとの地位の差が可視化されたように感じました。こういう形で未来の道長正妻と知り合いになっているのね。これなら彰子の女房に加えられるのも不自然ではないかな。『昔馴染みの漢文に秀でた女房』として信頼されて付けられる感じ。

 実資が女房達の冷たい視線にタジタジになっているのが面白い。道兼くんはダーティヒーローになりつつあるけど、自信も深めているけれども、それでも道長へ、何かしらのコンプレックスがあるように表現されていますね。

 一応、この時代、道長と、まひろが夫婦になるという可能性はないでもないけれど、ただ受領として財を蓄えている訳ではない、まひろ父を舅に持つメリットはあんまりないし、そうなると正妻には難しい。女性の地位は社会的なものというより、実家の財力で維持されるような印象が、この時代はあるのです。兼家正妻の時姫も、道隆正妻の貴子も受領の娘だったはず。パワーいずマネーな世界。

 道長は財力と社会的地位のある正妻を持つ事になるけれど、それもどう表現されるのですかねぇ。来週も楽しみです。