pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

同時に五冊・・・

 タイトルだけ決定して二時間近くが経過しました。その間、入荷、伝票・・・つまり通常業務に追われていました。ようやくひと段落つき日記の続きを書いております。二時間で落ち着いてしまうというのも問題だよな(あ

 五冊同時進行で別々の本を読んでいます。バカですね、はい。しかしね、SF小説は昨夜読み切るつもりだったのですよ?でもね、新しいシリーズで、近未来物と言えども世界観把握とか、物語のスタートに出てくる諸元を脳みそに叩きこまなきゃならないぢゃないですか。だからね、読むスピードがね、目論んでいるよりも遅くなっちまう訳で。はい。

 寝床で読んでいるガンダム設定を学者さんの妄想で語る本も、文章自体は簡潔で読みやすいのですが、やはり色々な用語とかね、意味とかね、咀嚼しながら読むとかかっちまうものですよ。今、デギン公の再評価という本の最終章にかかっているのですが、その捉え方も面白いのですよ。ジオン・ダイクンが政治家ではなく『善意』の思想家であった悲劇とかね。そのジオンが復讐する為に『傀儡師』として『山師政治家』として共和国をつくりあげた自分の右腕、デギン・ザビを後継者に指名したって解釈とかね。面白いなぁ、って。

 んで他に読んでいるのが近世のユダヤ人やアルメニア人など、ディアスポラ・・・国の支援が望めない商人たちの活動を商業書簡を中心に論じている本なのですが、論文って前提知識がないと結構読みにくい代物なんだなぁっと改めて感じております。普段良く読むのが日本史関係なので、そっちはね、だいたい常識程度のネタは弁えているのですが、古代、中世ならともかく十七世紀~の世界史知識ってそれほどある訳でもないので(今までの興味が古代とか中世だったから)、迂闊な好奇心で出来心で手を出すと仕入れた知識量が少なくて苦しむという感じ。論文って解っている人に対して、「こういう解釈が合理的ではないか」と説明するのものって感じるように最近なってきたので(もともとそういうもんだよな)、自分らのような一般人にも解りやすく書いていただいている新書ってありがたいもんだよなぁ、と改めて思うです・・・いや、苦労している奴はちくま文庫の本なんですけれども(あ

 も一つ苦労しているのが古代ローマの論文・・・古代は良く読むとかゆーてなかったか?どうも自分は時系列で事件や人物を物語として捉えているので、年号だけ出されると、「あれ、これっていつの事だっけ?」になっちまうのですな。年号と人物名も書いてあるのですが、人物名がね、自分が覚えているのと日本語表記が違うとか、同じ名前をファーストネームを略号で区別したりとか、慣れない事で書かれているのでそれにぶち当たるたびに脳が止まる。

 あとこの日記書いているの、就業時間なので電話やお客さんで良く手が止まっています。やはり始業前に日記を書き終えなきゃダメだわね。

 あ、最後の五冊目は前にも読んだ上杉謙信の評伝なので一番読みやすいです(おい