pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

撤収開始したようです

 名古屋『長者町繊維街』のアーケード・・・自分は立て看板と思っていたものですが、昨日自転車で街を走っていたら看板部分を撤去していました。柱部分は後回しらしい。繊維問屋街と知られた自分の地元も、バブル以降緩やかな衰退期に入り、コロナ過で止めを刺された印象ですが、まぁ最盛期から考えればもはや数えるほどしか繊維関係の問屋は残っていませんし、あのアーケードの維持費だってばかりならないし・・・恐ろしい事ですが、地域のお祭りに参加していた頃から手入れ不十分で、看板の隙間から錆粉がドバっと降ってきたのを目撃して、早晩解体しなければ危ないと思いました。

 組合資産を清算して、それを解体費用に充ててっていう話を聞いた時は、妥当だな、と思いました。桜通り南側と錦通り北側の二本はモニュメントとして残し、街づくりの団体が管理するみたいですけど、自分は子供の頃から「なんでこんなの作るんだろう」と思っていました。どうせやるなら大須の商店街みたく、雨風しのげる屋根付きにすればいいのにって。そう言ったら「そんな金はない」「いくらかかると思っているんだ」みたいな事を大人に言われたような気がする。

 たしか記念事業か何かお祭り的な事をやって予想外にお金が稼げてしまったから、余ったお金で建てたんぢゃなかったかな。メンテナンスの事は考えていなかったように見えるけど。予算があった頃はライトアップしていたもんな。祖父さんが丁稚としてこの街に来てから数えれば百年以上お世話になった訳だけど、たぶん繊維街としての町の終焉を見届ける世代に自分はなるんだろうなぁ、とか思いました。

 あ、読み終わったもの。

 

 発売から一週間以上経過していた。おおう。まぁロイドくんのピンチは後輩ちゃんの火事場の馬鹿力でクリアしてしまったので、自分としては、まぁ、そうかい・・・って気持ちです。良かったのは新たに巡り会った半ボケの元大学教授爺さん。彼のおかげでアーニャは学ぶ喜び、楽しんで学習する事を覚えたようで、これはロイドくんにはできなかったこと。学習モチベーションが使命感であり、たぶん学ぶ喜び。楽しいからやるって発想が欠落していたのだと思います。しかしこれで興味を覚えた分野で、知りたい欲が刺激され、学習意欲が湧き成績が上昇すれば、ミッション達成の目が・・・出るんかね?知らんけど(オイ